結婚相談所における交際終了とは?

結婚相談所における交際。

しかし、すべての交際が上手くいくわけではありません。

上手くいかなくなってしまったら交際終了となりますが、交際終了の適切なタイミングや、交際終了の要因についてご紹介します。

結婚相談所における交際終了とは?

結婚相談所の交際終了とは、お別れのことで、もう会えなくなってしまうことをさします。

まず基本的なこととして、結婚相談所には仮交際と本交際の2種類の交際があります。

仮交際は、お互いに連絡先を知っている状態で、他の方とのお見合いや複数交際が許されている段階です。

本交際は、お相手を1人に絞って結婚を前提としたお付き合いをする段階です。

仮交際を経て、本交際へと進展します。この流れの中で、自分やお相手が、別の方と本交際に進展する場合に交際終了となることが多いです。

また、「デートをしたものの何かこの人違うかな」「素の自分でいられないな」と感じる場合に、交際終了を申し出ることもあります。交際終了は少し悲しいことですが、仕方のないことなのです。

交際終了のタイミングは?

結婚相談所での交際中に、交際終了の判断をするのはどんなタイミングでしょうか?

会う回数・交際期間・連絡のやり取りなどを総合的に判断して。

交際終了を決断することになります。

特に、次の2つのタイミングで交際終了となることが多いようです。

1.早めの段階

お見合いを経て仮交際に移ったものの、デートやメッセージを通して自分と相性が良くないと判断できる場合、なるべく早く交際終了をすることが必要です。

自分があまり本気ではないのに、お相手を本気にさせてしまうことは、お相手のためにも好ましくありません。

自分の時間と同様にお相手の時間を大事に思い、しっかりかつはっきりと、交際終了の意思表示をすることが大切です。

2.本交際に移る時

仮交際で何人かとお付き合いをすると、自分が一番心地よくいられる人が誰なのか分かってきます。

そこで、仮交際期間を終了させて、1人のお相手と本交際をすることになります。

1人にお相手を絞るということは、他の方との交際終了を意味します。

他の方に申し訳ない気持ちも生じますが、あなたの気持ち・幸せが最優先ですので、お断りは止むを得ません。

交際終了の要因は?

交際をお断りするには、それなりの理由があるはずです。

お見合いで出会ったお相手が結婚相手にふさわしいかを交際を通じて判断することになりますが、残念ながら運命のお相手ではないという結論に至ってしまうこともあります。

ここでは、交際終了の大きな3つの要因をご紹介します。

1.期間中になかなか会えない

交際終了となってしまう要因の一つに、期間中になかなか会えないといったことがあります。

お見合いをしてから、次に会うまでに時間が空いてしまうと、その方への関心が薄れてしまうものです。

交際期間には制限がありますので、その期間になるべく時間を捻出し、こまめに会うことが大切です。

仕事が忙しくてどうしても会うことができない場合も、メールやSNSなどで上手にコミュニケーションを取ることが必要です。

2.進展しない

デートを重ねているものの、進展していないと思えることがあります。

結婚相談所を利用する目的は、最適な結婚相手を見つけ幸せに結婚するということにあるので、なかなか進展しないとどうしても不満・不信に思ってしまいます。

この方と真剣に結婚したいと思った時は、進展させようとする姿勢を見せることが大切です。

3.気持ちの温度に差がでた

交際を進めていく中で、気持ちの温度に差が出てしまうことがあります。

人はその時の気分や感情に影響されやすく、言葉の受け取り方も自分次第ですから、2人の間に気持ちの差異が生まれやすいのです。

気持ちの温度に差が出てしまうと、一方が合わせる関係になってしまうため、楽でいられないといったことに繋がります。

交際し、自分と向き合い、お相手と向き合う中でベストパートナーなのかを見極めることが大切です。

このタイミングでの交際終了の決断もとても大切です。

交際終了はどう伝えればいい?

交際の終了を決断したら、それをお相手に伝える必要があります。

結婚相談所での交際は一般的な交際とは違い、結婚相談所ならではの「別れ方」があります。

結婚相談所での交際終了は「結婚相談所のアドバイザーから伝えてもらう」か「自分で直接伝える」か、どちらかの方法でお相手に伝えましょう。

1.結婚相談所のアドバイザーを活用する

交際終了の申し出は、結婚相談所のアドバイザーと相談して決めることも大切です。

アドバイザー同士で連絡を取り合い、間接的に交際終了をお伝えすることも可能です。

直接伝えたい場合には、どうしたら良いか、何といえば良いかといったこともアドバイスをもらうと良いですね。

こういった場合に、相談相手がいることは安心材料になります。

2.メールで直接連絡をする

結婚相談所の禁止事項でなければ、メールで直接連絡をするのは、おすすめの交際終了の方法です。

今までの交際の感謝や、お伝えしたい内容があるはずです。

メールなら、1通送るだけでお相手にはっきりと意思表示することができます。お相手への気遣いもとても大切ですので、よく考えてメッセージをつくることをおすすめします。

もし、直接交際終了の連絡をしたい場合は、念のため、担当アドバイザーに相談してからにすると安心です。

交際終了で気になること

交際をお断りすることで、心配になることもありますよね。

「お断りしたことで恨まれてしまうのではないか?」「お断りした後でもしつこく連絡がきたらどうしよう…」

ここでは、そんな不安を解消します!

1.相手から恨まれないか?

まず恨まれることはないので、心配する必要はありません。

結婚相談所のメリットとして、とりあえず会ってみてお付き合いを始められるという点があります。

他の会員さんも同じ状況で活動していますので、交際終了は仕方のないことという暗黙の了解も。

交際終了は、自分の付き合い方を見つめ直すきっかけになり、その方の成長にも繋がります。

悲しいことでも、避けるべきことでも、恨まれることでもないのです。

2.しつこく連絡がくることはないか?

交際終了後はお相手の連絡先などは速やかに削除して、一切の関係を絶つのがルール。

交際が終了した方と直接連絡をとることは厳禁なので、心配ありません。

万が一しつこく連絡がくる場合は、迷惑行為として通報することも可能です。

交際終了後も連絡が届くようであれば、すぐに結婚相談所のアドバイザーさんに相談しましょう。

交際終了の決断は速やかに!

結婚相談所の交際は、長ければ長いほど結婚しやすいなどということはありません。

短期間で交際相手を見極め、合わないときは速やかにお断りすることもマナーです。

「相手に申し訳ない」「まだ相手を見極めるには期間が足りない」などといって、交際を長引かせることは相手の時間を拘束し続けることにもなりますので、絶対に避けましょう。

婚活では、交際終了を相手任せにするのではなく、自分自身で判断することが大切になってきます。

自分だけでなくお相手の時間を無駄にしないためにも、早めに決断し、新しい出会いへ進んでいきましょう!]]>