結婚相談所で入会拒否された!入会審査・入会資格でよくある9項目から解説

結婚相談所の入会で入会拒否されることはあるのです。

そうなると、自分が入会拒否されずに受け入れてもらえるかどうか心配ですよね。

どのような場合に拒否されてしまうのか、入会審査・入会資格はどうなっているのか、詳しくまとめました!

入会拒否があるって本当?

実は本当にあるのです。

結婚への最短ルートが結婚相談所の入会と言われるくらい、結婚相談所の需要が高まっている現在ですが、入会したいと思っても入会拒否されてしまう場合があることを皆さんはご存知でしょうか。

入会拒否の理由や入会に関すること、年収が低くて断わられた場合はもうダメなのかなどについて、これから詳しく説明していきます!

入会拒否は本人のため

結婚相談所は入会審査というものを設けています。入会審査では、本人の年齢、年収、学歴、独身であることを書類で確認します。

さらに、相談所のスタッフと面談をすることによって、本人の印象、人柄を確認します。

相談所がわざわざこれらの手続きを踏むのには理由があります。

それは、会員本人が幸せな結婚をすることが、結婚相談所の役目であり責任でもあるからです。

その方を結婚に導く自信がない場合は、残念ではありますが本人のために入会をお断りする場合があるのです。

どんな場合に入会拒否されてしまうの?

その方を結婚に導くことが難しいと判断する根拠がある場合結婚相談所によって入会審査の過程、必要書類、審査基準は異なっており、入会拒否に一律の基準があるわけではありません。

入会拒否の根拠は本人には伝えないのが一般的ではありますが、断られる方は、相談所にとって「本人を結婚に導く責務」を果たせるか不安に思う根拠があったのだと思ってください。

入会審査・入会資格でよくある9項目

①心身ともに健康である
②年齢の条件を満たしている
③定職を持ち、収入条件を満たしている
④結婚願望がある
⑤最終学歴の条件を満たしている
⑥理想が高すぎない
⑦独身であること
⑧マナーや一般常識がある
⑨反社会的勢力でないこと

①心身ともに健康である

多くの結婚相談所では入会条件に、心身ともに健康であることの記載があります。これは心身ともに健康でない場合、その方の結婚活動をサポートしきれない可能性があるためです。その場合、お客様本人にご迷惑をかけてしまうことに繋がるので、入会をお断りせざるを得ません。

②年齢の条件を満たしている

年齢に関しては、18歳以上の結婚相談所もあります。

しかし、一般的には20歳以上の方だけと言う条件を提示している結婚相談所が多数です。

また、中には年齢に上限を設けている結婚相談所もあります。

ですが、そんな結婚相談所は少数なので若くないから登録できないということはほぼありません。

なぜなら、年齢だけでは成婚の可能性を測ることはできないからです。

そのため年収、性格などの全ての要素を鑑みて、総合的にその方の見立てをし、判断します。

大手なら、中高年限定のプランも用意されているので心配はありません。下記はシニア限定の結婚相談所です。

③定職を持ち、収入条件を満たしている

結婚相談所の入会資格として一般的なものの1つとして定職の有無が条件な場合もあります。

特に女性側は、結婚に対して何よりも生活の安定を重視します。また結婚相談所も、定職に就いている人の方が会費などの支払いが滞る確率が低いと判断します。

多くの結婚相談所は正社員じゃなくても入会可能です。収入条件を満たしてさえいれば、派遣・アルバイトも入会できます。

ですが、株で儲けている方や、フリーランスの場合は結婚相談所に入会できないことも少なくありません。何故なら、結婚相談所は収入よりも定職があるかを見ているからです。男性は定職についていないと断られる確率が高いですが、女性は無職やパートでも入会できる場合が多いです。

④結婚願望がある

結婚願望が弱い方は入会に適さないのが結婚相談所です。

もっと言えば、結婚相談所というサービスは、早く結婚したいと希望する人しか受け入れない仕組みになっています。

それは、会員さんの貴重な時間を無駄にしないための配慮でもあります。

これにより結婚に真剣な人しか入会できないため、会員の質は保障され、最適な婚活サービスが提供できるのです。

結婚相談所の高い料金を払うというのに、結婚願望が弱いの!?と思うかもしませんが、親が無理やり入会させたなどの場合が多いです。

⑤最終学歴の条件を満たしている

結婚相談所が重視している条件として、最終学歴が挙げられます。

大体の結婚相談所は、中卒や高卒でも特に問題なく入会可能です。しかし、中には学歴のレベルを重視している結婚相談所もあります。

高学歴な男性しか登録できない結婚相談所も存在しているのです。ただ、大卒だからといってどんな結婚相談所にも登録できるわけではありません。

東大や京大を卒業していることが入会資格になりえることもあります。

こうした相談所では、男性に限らず女性側にも大卒以上を求めることが少なくないので注意しましょう。

⑥理想が高すぎない

中にはお相手に求める条件が多く、理想が極めて高い方がいます。

しかし、それに相応しい魅力をその方に見てとることができない場合、結婚の可能性を低く見積もらざるを得ないことがあります。

この場合も本人のためにお断りをするのが、利益の追求を超えた相談所の基本理念です。

⑦独身であること

結婚相談所に登録するなら、この入会資格は必須です。結婚相談所に登録したい方は、当然クリアしているものでしょう。

独身ではないのに登録するなんて、真剣に結婚相手を探している人にも失礼です。

また、結婚相談所には入会の際に必ず「独身証明書」を提出する義務があります。

この証明書は、誰でも近くの役所で取得することができます。

⑧マナーや一般常識がある

結婚相談所は仲人さんとの二人三脚で行われます。

罵倒する方・脅迫をしてくる方・遅刻や当日キャンセルが多い方・嘘をつく方だと結婚相談所側が判断した場合には、入会を断られることがあります。

⑨反社会的勢力ではないこと

結婚相談所では、反社会勢力の方を入会させません。

大体の方には当てはまらない条件ですが、この入会資格があるからこそ安心して結婚相手を探せると言うことです。

結婚のプロとして、登録者の安心と安全を守るためにこの入会資格を設けていると言っても過言ではないでしょう。

リスクを背負わないようにする気遣いが、入会する方にとってプラスに働いています。

反社会勢力に本人が所属していなくても、親族が所属しているときには、結婚相談所に登録できない場合があります。

特殊な入会条件

結婚相談所によっては特殊な条件を求めているところも存在します。

・身体に障害がある方専門の結婚相談所
・海外に住んでいる方向けの結婚相談所
・医者、弁護士、公務員といった職に就いている方向けの結婚相談所
・シニア向けの結婚相談所
・再婚希望者向けの結婚相談所

「どうしても通したい希望条件がある方」「自分のステータスに合ったサービスを利用したい方」などは、専門性の高い結婚相談所を利用してみてはいかがでしょうか。

結婚相談所の入会を断られたら、どこにも入会できない?

年収ってごまかせないの?

もしかしたら、「入会審査時に年収を偽って申告すれば、どうにかなるんじゃないの?」と考える方がいるかもしれません。

結論から言うと、入会にあたって収入を偽って伝えることはできません。

なぜなら、入会時に提出しなければいけない書類の1つに「収入証明書(源泉徴収もしくは給与明細書)」というものがあるからです。

年収の目安はどのくらい?

年齢×10万円が目安とされているところが多いです。

30歳の場合:30×10=300万円

40歳の場合:40×10=400万円

入会者の年収はどのくらい?

【男性の場合】
200~400万円ーーーー20%前後
400~600万円ーーーー45%前後
600~800万円ーーーー25%前後
800~1000万円ーーーー10%前後
1000万円以上ーーーー10%未満

男性会員は、400~800万円がおよそ7割を占めていることがわかります。

【女性の場合】
~200万円ーーーーーー15%前後
200~400万円ーーーー 50%前後
400~600万円ーーーー30%前後
600~800万円ーーーー10%前後

女性会員は、200~600万円がおよそ8割を占めていることがわかります。

平成24年度 国税庁「民間給与実態統計調査」によると 男性の年間平均給与額は300~400万円 女性の年間平均給与額は100~200万円 とされています。

入会者層は30代~40代が多いため、男女共に入会者は平均給与額を上回っているようです。

年収は1つの指標でしかない

年収が高いからといって必ず結婚できるわけではありません。

確かに、年収は結婚する上で重要な意思決定要素であることは間違いありません。

しかし、それはあくまで1つの要素にしか過ぎません。

現代では女性の社会進出が進んでいて、夫婦共働きが当たり前の社会になりつつあります。

ひと昔前は、結婚したら女性は家庭に入るものだと言われていましたが、現代では結婚しても仕事は辞めずに続けるものだと考える人がかなり多いです

つまり、どちらかが低くても結局「世帯収入」がある程度あれば問題ありません。

低年収でもできる婚活サービスはあります!

結婚相談所のアドバイザーを介さずに、データベース上でやりとりを行うデータマッチング型は、仲人型に比べて審査が緩い傾向にあります。

そのため、入会したいが相談所に割くお金がない方や、忙しくて相談所へ足を運ぶ時間がなかなか取れないという方は、データマッチング型を検討してみてはいかがでしょうか。]]>